2009年8月5日水曜日

07/24/09 Patti Smith @ Fuji Rock Festival

久々に腰が抜けた。 

二列目。 開演前からTom Verlaineはガムをクチャクチャ噛みながらステージ上。 オーディエンスなんて全然そこにいないが如し。トム~とか叫んでいる奴もいたけど当然完全無視。 
Televisionにはインテリジェントなイメージが付きまとってるけど、そんなのウソウソ。あのTomのたたずまいからは、戦い抜いてきた「頑」「岩」的、野郎なオーラがバシバシでてた。 言ってみりゃ海千山千のギター上手な不良。 
それとは全く逆の「黒スーツも上手に着こなせます」な、常識人ギタリストLenny Kayと共にギターのチューニング+サウンドチェック。 

実際Tomのライブ中の音はどうだったかというと、やっぱ今回はサポートギタリストだということもあって、もうちょっと音量があってもいいかなというのが率直な感想。 
あとパティのバンドメンバーとしては出音自体が繊細すぎるってのもあるかも。ただ何曲かですんばらしいTomソロが聞けたし、フランジャーかけてアームバーのような棒で弦を叩いて変なアンビエントノイズをだそうと躍起になってた姿が印象的でした。 自己主張より、あくまで自分の音で曲を良く+興味深くするのだという姿勢に感動。だからか?、Tom、ただ何もせずボーっとしてる瞬間が結構あったよ。(笑) どうであれ、間、休符を大事にするミュージシャンはとても共鳴できます。 

バンドとしてもとてもよかった。 Pattiは相変わらずカリスマティックなまでに力強かった。それと真逆なTomがステージにいることで、とっても奇妙にバランスが取れた磁場ができてた。いつものPattiだけのステージよりよっぽどよかったです。 

いろんな曲をやった。 "Dancing bare foot", "Because the night", "Horses>Gloria", "Piss in the river", "Rock'n Roll Nigger", "Retondo beach", "People have the power", "Ghost dance"。あとGone againからアコースティックな曲と、新曲か?聞いたことない曲を一曲。順番はぐちゃぐちゃだけどね。 一番最後は nigger nigger nigger nigger Rock'n Roll Niggerだったわ。 

久々に、はねた。次の日首が痛んだ。雨がどしゃ降りだったせいもあって見ることができたのはPattiとTortoiseのステージだけ。 Gongまで歩く体力はなかった。でも両方ともむっちゃよかったので、大満足。 
帰りのバス一本遅かったら大雨の苗場で一晩過ごすことになったと思う。 くわばらくわばら。。。

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