2010年12月5日日曜日

11/24/2010 New Riders of the Purple Sage @ GAMH

New Riders of the Purple Sage。 
Grateful Deadファンなら一度は聞いたことがあるこの長~い名前のバンド。 
David Nelson Bandなら何度も見たことがありますが、このバンドはどういうわけか一度も見たことがなかったです。 

David Nelsonがいかに凄いギタリスト、シンガーがということがわかりました。 
DNBの時は、solo guitarパートはBarry Slessに譲ってしまうことが多く、Davidのギターの腕を見ることは難しいのですが、このバンドではDavidがメインギタリストなので、存分彼のテレキャスサウンドを堪能することができました。 

いやぁすげぇ… 

David Nelsonのテレキャスはb-benderっていうんでしたっけ、 
ストラップ止める金具を上下すると、B弦のピッチが上がったり下がったりするという、非常に珍しいモデルで。 
ソロを弾く際、ネックを上げたり下げたりして、カントリーテイストなソロを弾くNelson師匠を見ることができます。youtubeみてね~。 
b-benderのみならず、テレキャスの名人ですね。 
テレキャスって音がとても特徴があるので、ものすごく弾き方を心得ていないとダメダメになってしまうという、恐ろしいギターなんですが、やっぱここら辺の人はもう「完璧」ですね。教科書。 
色々勉強させてもらいました~ハハ~、というNelson師匠にひれ伏した夜でした。 










2010年12月4日土曜日

11/12/2010 - 11/15/2010 Fur Peace 写真集


   FurPeace門 



Library 横から 



集合写真 



Ron, Vanessa, Jorma, 私 



私とSteve 



新しい朝が来た~ 

11/13/2010 Hot Tuna w/ Kimock @ Fur Peace Ranch

11月12日~15日までOhio州はFur Peace Ranchで行われたKimock Guitar Workshopに行ってきました。 

カリフォルニアからは遠かったですね~、オハイオ。 
木曜日に仕事を3時で切り上げ、SFOから6時の飛行機に乗って9時にLAX。そっから5時間くらいでオハイオ州のコロンバスへ。 
着いたのは西海岸の時間では午前2時くらい。でも時差があるので、オハイオはもう午前5時くらい。白々と夜が明けかけてました。 
そこから車をレンタルして、田舎のフリーウェイを2時間。 
FurPeaceRanchに着いたのは8時45分。一番乗りでした。 

そこにはポツポツと小さいキャビンが15棟くらいと食堂、教室、教室兼マーチャンダイズ兼ライブラリー、それからトイレ+シャワー。あと結構でっかいコンサート会場。 
そんなのが田舎道の奥の奥に構えてました。 

そんな僻地のド田舎なので周りには何もなく、誘惑はゼロ。ただただギター、音楽だけに没頭できた4日間でした。 

ワークショップはKimock氏の頭の中には何の計画もなかったみたいで、かなりフレキシブルに進んで行きました。クラスの時間も一応決められているんですが、あってないようなもの。毎晩午前2時過ぎまで、付き合ってくれました。話題もZero時代、アキアクバカーンの学校の話のような軽い思い出話から、ものすごい濃い音楽理論、コードやボイシング。リズムの取り方まで、とてもランダム。 
みんな言っていたのですが、彼の言っていることは完璧にクリアなのに、同時にすごく抽象的なので、狐につままれているようでした。 


どうであれ、その週の土曜日に行われたElectric Hot Tuna + Kimockのショー。 
Jorma Kaukonen, Jack Casady, Barry Mitterhoff, Skoota Warner.それにKimock。 
久々にいい思いをしました。 
繊細なAcoustic Hot TunaのJormaのギターからは想像できないくらいでかく音が出てました。長年演奏してきたところから来る自信なんでしょうか、なにをやっても「まちがい」がない。曲自体はすごくシンプルなのに、全然飽きがこない。長年のステージ、ロードで鍛えた腕は半端じゃないですね。 

またKimock氏は粋な計らいをしてくれました。 
クラスで教えてくれたブルースのリフ(Garcia, Saundersの曲)を使った曲をHot Tunaと共に演奏してくれました。 

いくらかYoutubeにもあがっていますね。 
僕が書くよりもこれを見てもらった方が説得力があると思います。 

Funky #7 




I know you rider 

2010年7月29日木曜日

07/25/2010 Kimock & Anton of Zero @ San Geronimo Community Center

日曜日午後5時からのショー。 
コミュニティーセンターのチャリティーショーということで、 
時間的に働いている人や子供にやさしかったです。 
マリンのきれいな空気とちょっと肌寒いくらいの涼しい風、そして太陽。 
こういうタイプの音楽には絶好のセッティングでした。 
音楽も言うまでもなく。 

コンセプトが絶妙でした。 
一昨年Martin Fierroが亡くなったことで消えてしまったバンドZero。その音楽のトリビュートを、オリジナルメンバーのKimockとAntonとともに、Zeroゆかりの土地で演ろうという。 
いい心意気ですよね。 

Martin没後ほぼ直後に行われた8/8/08フィルモアでのイベントが表だったら、このイベントは裏。 
とても緩やかな雰囲気の中、コミュニティーセンターの中庭のような場所にセッティングされたステージ、その前にはいつも最前に陣取ってる超Kimock狂のような人たちはどういうわけか一人もおらず、そのかわりに子供や犬なんかがぶらぶらしてました。 

メンバーは ドラマーにZeroオリジナルメンバーのGreg Anton, Steve Kimock, キー+ボーカルはChip Roland, セカンドギタリスト+ボーカルにCast of CrownsのCraig Wright, ベースにRatdogのRobin Sylvester。そしてゲストボーカルにBanana。いやーそれにしても元Youg BloodsのBananaは高田渡に風貌、存在感ともにそっくりだと思うのは私だけでしょうか?ロック+ソウルフルな渡さん。笑 どうでもいいっすね。すみません。 

選曲はとても渋めでした。 
Chance in a million, Catalina、Tongue and Grooveとかキャッチーで誰もが知っているというような曲はなし。けっこう地味っちゃ地味なセットリストだけど、バンドはすごくのってました。Kimockは特に。2ndセットは目も当てられないくらい、いや、耳も空けていられないくらいの爆音でした。Kimockさん、ちょっとストーンしすぎて調子こきすぎですよ、と言いたくなったくらい。爆 

1st set 
Golden Road 
Friday's Child 
Sparkletooth 
Theme From Nancy Germany 
Riding With The King
Mercury Blues 

2nd set 
Ain't No Sunshine 
Highway 61 Revisited
Wild Horses> 
Gregg's Eggs -> 
Real Mutha -> 
Somewhere -> 
Home On The Range 
Like A Road -> 
Merl's Boogie 

Encore 
Cole's Law -> 
Tangled Hangers 

個人的におもしろいなと思ったのは、Bananaのギターサウンド+フィンガリングがとてもユニークだったこと。オルガンみたいな音が出てるんです、ギターアンプから。トーンを絞っただけではあんなにクリアな音にはならないと思うんだけどなぁ…何なんだろう。 

あとCraig Writeのサウンドもおもしろかった。Bob Weirのタイプのギターです。変なコードを変なタイミングで弾いたり、音作り音選びがとてもユニークで、聴いていて全然飽きがきませんでした。一点から外へ外へと広がっていくタイプのギタリストですね。こういうギターを弾く人はこのシーンでは実はあんまりいないんで、珍しいな~と見入ってしまいました。 

高田渡オールスターズ 




Craig Writeのギター、このコーラス。曲はじまった直後に「あおぅっ」って言った人の気持ちわかります。

2010年7月25日日曜日

06/25/2010 Pavement @ Greek Theater

このショーから、もう一カ月近く経ってしまいました。 
忙しくてなかなかレヴューが書けなかったのですが、直後に友達にメールをしたのを載せようと思います。ちょっと削ったり、付け加えたりしましたが。 


ちは。 
お久しぶり。お元気? 
先週金曜日にBerkeleyまでPavement見に行ってきたよ。 
でっかい会場でね。ごくフツーな感じのキッズ(というか我々の年代の人たちね…)が来てたよ。 
タバコ吸って、ビール飲んでさ。ものすごく安全な感じだった。 
なんつうか変な感覚だけど、デッド系のショーばっかり行っていると感覚がマヒするんだよね。 
要するに変に酔っぱらってるやつや狂ったやつなんかがいないと、何か欠けているような感じがしちゃうんだよね。 
ま、それだけじゃないけどさ。けっこうこじんまり、かわいく感じたってこと。 ははは。 

ま、どであれ、とにかく完璧なショーだったよ。 
バンドが、ツアーに完全に慣れていて、こなれた感じで楽しんで演奏してたな。 
十数年に前に見たときより、マルクマスが前面に出てた。 
こんな出しゃばりな奴だったっけって思うくらい。 
うたって、主なリフもひいて、ソロまで弾いてさ。 
気合入ってたんだろうね、ご当地なわけだし。 

今回のショーはチベタンフリーダムやってたお姉ちゃんが、ゲストリストにクリシアと僕をのせてくれて、タダで入れてくれたんだけど、ステージサイドで見てた彼女も言ってたよ。「スティーブは変にトんでた」って。笑 

あとサプライズは、初代ドラマーのGary Youngが途中から参加したことです。 
とにかくGaryがこのショーを特別にした、と言えるくらい。いい存在感でした。一気にファンになったね、Garyおやじの。 

まぁ、セットリストは名曲オンパレードといった感じで、懐かしすぎてアンリアルでした。笑。 
あー泣けたわ~。 

んじゃまた。 
幸太 



p.s. ともちゃんありがとねー。感謝してます。

2010年6月26日土曜日

06/13/2010 Wavy Gravy's All Star Jam @ GAMH

もう2週間も前なんすね。 
次の日が仕事ということもあり1時間くらいしかいることができなかったのが残念だったんですが…

Vega+Kimockが見ることができたのが、何よりの収穫でした。 
7Walkersも見ましたが、残念ながら完璧に機能しているという感じではなく。緊張していたのでしょうか、かたかったです。 

Mark Karan(RatDog)とKimockのsolos合戦。ベースはBobby Vega。 
これがこのイベントの個人的にハイライトでしたね。 




7walkers。
Wavy Gravyさんのあおり付き。聞こえにくくて残念ですが。

2010年6月12日土曜日

06/11/2010 Tortoise @ GAMH

Deadのコンサート、Kimockのコンサートで見かけるような人は一人も見かけなかったです。笑 
全然接点のないジャンルなんでしょうね。 

いつダウンロードしたか覚えたいないのですが、btetreeで落とした彼らのコンサートのCDRがうちにあって、それがとてもよく、また去年のFujiRockで見てまたこれもとてもよかって、前回SFに来た時は見逃してしまって悔しい思いをして、満願かなってようやく今回フルショーを見ることができました。 


このバンドの特徴に、曲ごとに楽器交換をするってのがあります。 
ドラム+鉄琴木琴+電子楽器グループが3名、ベース+ギターの弦楽器グループが2名の計5人グループ。シカゴ出身だそうです。 

オープニングアクトのdasbotonもそうだったのですが、とにかく練習していますね。 
あやふやなところが全くない。 
きちっと決めるべき場所できちっと決まる。 
個人的にはドラムが2台使う編成の曲がとても好きで、とにかく細密画のようにビートが細かく絡み合ってて、もう完全にノックアウトさせられました。 
リズム隊の変則的なビートに加えて、アンビエント音の置き方がとても巧みで、全然適当さがない。 
踊りにくいんだけど、くすぐられているような感じで、楽しい。 
ジャムバンドのショーを聞いている時とはまったく違った場所の脳を使って聞いている感じでした。 


個人的にはもうちょっとそれぞれの楽器から出る音が分離しているとよかったなと思うんですが、僕の座っていた場所が悪かっただけなのかもしれません。 
FujiRockのときは外だったので案外しっかりくっきり聞こえたのでそれに比べると。。。 
一応iPhoneで録画してYoutubeにアップしましたが、あまりに音がひどいので非公開にしました。 
みたい方はコメントください。アドレス送ります。 

どうであれ、前座も含めてとても楽しめた晩でした。 



2010年5月30日日曜日

05/29/2010 Furthur Festival @ Angels Camp



とうとうやってきたFurthur Festival。 
1セット1アルバム。 
こう言われちゃ有無を言わず行くしかない。 

ぼくが見ることができたのはAmerican Beauty, Workingman's Deadの2セット。 
実のところは3rdset目のAnthem of the Sunが目当てだったのだが、力尽きてしまいあえなく退場。 

すごいバンドになってきましたねFurthur。 
はじめてみたときは、どうせ場つなぎ的なバンドなんだろうな、と思ったくらいに何も感じなかったのだけど今になってそれが間違いだったことに気がつきました。 
今回はグイグイと磁場を作っていくのが目に見えるようでした。 
会場のAngels Campという場所はサンフランシスコから4時間くらいか…緑の丘に囲まれて、ポツポツと見える牛以外何もないような文字通り頭の上にピヨピヨ天使たちが飛んでてもおかしくないような場所で、客はまさしくハッピーなヒッピーだらけ。 

特別設営の大ステージを下に、若干すり鉢状になっている芝生の客席、そこにみな寝転がってたり、フラフープ、ジャグリング南下してるわけです。で、大ステージの隣にもちっちゃいもともとそこに作られているステージがありました。 
二つのステージが隣同士で並んで、それぞれのステージで交互にアーティストが演奏するような形をとっていました。 
小さいステージではWaybacksとかちょっと小柄なバンドがやってて、それが終わったらMark KaranやJackie Greeneがでっかいステージで演奏してました。 

で、何が言いたいかというと、Furthurは当然トリででっかいステージでやるんですが、PAがとてもよかった。 
二つのステージが並んでいる都合上、演奏中のステージと比べて客のいる場所は横に長くなるんですが、小さいステージのPAも同時に音が出てきていたので、たとえステージから遠く離れていても、音とアーティストの動きの間に時間差がでたり、風のために音が揺れたりということがなく、どこにいてもかなり質のいい演奏がクリアに聞こえました。 

こういうサウンドさん達の配慮は、野外でしかもでっかい会場だととーても大切なことですよね。大物がスタジアムかなんかに来て、高いチケットだった割には、なんか嵐みたいにぶれぶれな演奏を数時間聞かされて訳の分かんないうちに終わっちゃったって、経験ありませんか? 
金曜日にサウンドチェックショーをやったらしいんですが、それが生かされていたのでしょう。 


あと、こういうフェスで大切なトイレなど水回りの問題がとてもしっかりしていたこと。長い時間会場にいて、何度もトイレに行きましたが一回も待たされず、汚いものがあふれていたりするのは一回もみなかったです。 
ゴミもリサイクルとの分別はもちろんのこと、かなり短時間インターバルで定期的に回収されていて、正直会場のきれいさにはびっくりしました。 
ぼくは行かなかったけど、シャワーもかなりちゃんとしていたらしい。 

はっきり言ってここまでしっかりとオーガナイズされていたフェスははじめてでした。警察も見かけましたが、みんなナイスな感じでいつものような威圧感はゼロ。(←これにもかなり感心しました) 

子供もつれて家族でキャンプってのもありだなーなどと思ってしまいました。 
 

丘の上から大ステージを望み。


Box of Rain

2010年4月21日水曜日

04/20/10 Steve Kimock and Bobby Vega @ 19 Broadway


Set 1: 

Last Time (BV song)* 
Rocco* 
Point of no Return 
Berm 
Tangled 
Kissin the Boo Boo 
Hillbillies 

set 2: 

5 B4 Funk 
Thing One 
It's Up To You 
7 x 5** 
Three More Days*** 

*Steve and Bobby only 
** Trevor replaces Bobby 
*** Bobby returns, Trevor vocal only 

Steve Kimock, Bobby Vega, Jose Neto, John Morgan Kimock 








2010年3月6日土曜日

Crazy Engine tourdate発表!!!

よっしゃ!!これを待ってた。 
21、22あたり行きたい。 

April 21 Hopmonk - Sebastopol, CA 
April 22 Earth Day in Santa Cruz! @ Moes* 
April 23 St. Rocke - Hermosa Beach, CA 
April 24 The Compound Grill - Phoenix, AZ 
April 25 Belly Up - San Diego, CA 
Aug 20 Hoxeyville Festival - Wellston, MI 
Aug 21 Camp Barefoot - Bartow, WV 
Aug 27-28 Ned Fest - Nederland, CO

Stu Allen (JGB)が、DSOとツアー

Stu AllenがDark Star Orchestraにとツアーするらしいです。 

ソース: 
http://www.jambands.com/news/2010/03/02/stu-allen-to-play-with-dark-star-orchestra-american-beauty-colorado-gigs-confirmed 

John KadlecikがFurthurとツアーしてるからね… 
小さい会場で聞いてみないと解りませんが、個人的にはJohnよりStuの方がよりJerry的な気がします。 
Stuは、SGギターにTwinReverbというとてもシンプルなセッティングで、音的にはLive/Deadの頃を目指しているんだろうな、という感じです。(いろいろペダルは使って音を変えてはいるものの) 
なんせ声まで似ているからね。 
Johnはどっちか言うと70年代後半~80年代半ばまでのJerry音かな。 


個人的にはDSO, JGBともに、追っかけるまでの愛はありませんが近くに来たらチェックしてみますわ。

2010年2月28日日曜日

02/28/2010 CB-3 w/ Steve Kimock @ San Francisco Yoshi's

どうなるかな?の二日目。 


結果 
まぁまぁhotでした。 


私は音楽的には金曜の晩に比べて結構いけてたと思う。 
最初からかっちりとしていたし、Kimockのスペースも結構あった。 
と、言ってもKimockがなかなかスペースを作ってくれないバンドから半ばソロを奪い取るような感じ。 

Kimocklistで金曜のショーは散々叩かれてた(納得!)。彼はそれを気にしない、できないような人ではない。 
ちゃんと弾いてくれました。 


ただ、ここで一つ。また音楽以外の問題が。 
2~3曲やったところでChris Berry「あと1曲やっておしまいです。」なんて言いはじめた。 
もちろんお客はブーイング。 
私も、ジョークだろうなと思っていたら本当らしい。 

アンコールも含めて1時間強のステージ。。。 
土曜日の夜にこれってありなんだろか。。。 
結局中途半端なところで、昨夜は会場側が消火活動しちゃったわけです。 
なんで、まぁまぁhot止まり。 


音楽的には金曜日よりはちゃんと機能していたし、まさにこれからってところだった。 
少なくともあと30分あればと思うと、何とも涙。 
その後に同じ会場で、他アーティストのショーがあったらしいけど、これだけショーの時間が違うなら金曜日と土曜日のチケットの値段は変えるべきでしょう。 


個人的な不満爆発で申し訳ないですが、とにかく煮え切らない2 nights runでした。今回はあんまりいろいろな歯車が合わなかったみたいです。 
残念。 
しかしこんなこともあるさ。 



蛇足ですが、土曜日のショーは日本から来た妹を連れていきました。 
普段はまったくjpop?とかしか聞かない妹ですが、Kimockには、かなりやられたようです。 
ショーの後もステージ上で後片付け中ののKimock氏を見て、一緒に写真撮りたいなぁ、としきりに言っていました。 
残念ながら勇気が出なくて失敗したようですが… 
今朝も朝から会場で買ったCB-3のCDばっかり聞いていると言っています。 
~interesting~と思いました(笑) 
妹とは今度はちゃんとCrazy Engineのショーに行こうと思っています。

2010年2月27日土曜日

02/27/2010 CB-3 w/ Steve Kimock @ San Francisco Yoshi's

待ちに待ったKimockのYoshi'sでのショー。 
この日を楽しみにしていたファンがいっぱいいました。 
ベイエリアのコアなファンたちはみんな大集合していました。 
またしても同窓会状態。 


結果。 
ダメでした… 


Kimockのショーの後の名物風景といえば、たとえショーが終わったのが午前2時3時になっても、みんなすごい元気なんです。 
会場にとどまって、しゃべりまくる。 
あの曲のソロがよかっただの、ショーのハイライトは確実にあの曲だったとか、ベースの音がもう少しでかかったらとか。 
いいことばかりでなく批判的な意見も混ぜつつ、みんな怒涛のようにしゃべりまくるんです。 
それは、長時間にわたって楽しんでいる以上に、バンドの音からとてつもない刺激を受けたからであって、それはほとんど無意識のうちに脳みそマッサージを受けているようなもんだと思うんです。 

私は昨夜はただただフラストレーションがたまりました。 
ショーの後はぐったり疲れて早く家に帰りたかった。 


Kimockがギターを弾くスペースが、小さすぎ。 
やっとKimockのギターに火がついてきたなと思うと、クリスが歌い始める。他のミュージシャンがソロを弾き始める。 
きっちり消火活動が行われていました。 
KimockがゲストでCB-3がメインなのはわかりますが、あれではほとんどサギです。 
最前列に陣取っているのはほとんどKimockファンで、彼らの目的はCB-3ではなく、Kimockのギターを一秒でも多く聞くことなのです。 
CB-3側はそこまで読めなかったんでしょう。 
それともKimockファンの勝手さなのでしょうか。 
今日のショーがどうなるか楽しみです。 

問題はKimockのギターソロ枠の不足以外にも、あったと思います。 
前半はバンドのリズムが異常にルースに感じました。「え?」って思うくらい。 
最初はCBのたたくドラム、サムピアノのアフロなビートがロック的なリズムに合わないのかなと思っていましたが、そうでもなさそうで。 
最後のほうになってきてようやくバンド自体がかっちりまとまってきたので、「あぁやっぱりズレてたんだ」と。 
彼らのようなトライバルなバンドでリズムが合っていないっていうのは致命的ですよね。 


まぁそれにしても残念。 
目の前に鰻のかば焼きがうまそうに焼けてるってのに、匂いだけかがせられて、食べさせてもらえなかった。 
そんな夜でした。