2012年5月20日日曜日

2012 Kimock Spring Tour 音源情報 パート1

さてもう中盤にかかろうというキモック師匠の東海岸ツアーですが、
続々と音源が上がってきてます。
そりゃそうだ、ほとんど毎日ショーという超ハードなツアーですから。
ほんとうに続々です。

そこで一応便利帳のような形で、今までのところの音源のありかをまとめてみましたので、どうぞ。(5/20時点)

05/09
http://www.livedownloads.com/live-music/0,8071/Steve-Kimock-mp3-flac-download-5-9-2012-ArtsQuest-Center-at-SteelStacks-Bethlehem-PA.html 

05/10
http://www.livedownloads.com/live-music/0,8076/Steve-Kimock-mp3-flac-download-5-10-2012-StageOne-Fairfield-CT.html 

http://archive.org/details/kimock2012-05-10.ca14.flac16 

05/11
http://www.livedownloads.com/live-music/0,8072/Steve-Kimock-mp3-flac-download-5-11-2012-Brooklyn-Bowl-Brooklyn-NY.html 

http://archive.org/details/sk2012-05-11.mk4.flac16 

05/12
http://www.livedownloads.com/live-music/0,8079/Steve-Kimock-mp3-flac-download-5-12-2012-Port-City-Music-Hall-Portland-ME.html 

http://archive.org/details/kimock2012-05-12.akg483.flac16 

05/14
http://archive.org/details/Kimock2012-05-14.DR100.flac16 

05/15
http://archive.org/details/kimock2012-05-15.gmb.flac16 

05/16
http://archive.org/details/skf2012-05-16.flac24 

05/18
http://archive.org/details/skf2012-05-18.CCM4.Naiant 

05/19
05/20
05/21
05/22
05/24 

05/20/2012 Grandpa Banana's band @ Sonoma Moose Lodge



Facebookの広告で見つけたこのイベント。

Jammin’ for Safe Access!
「安全なアクセスのためにジャムろう」のイベント。何への安全なアクセスかというと、クサですな。Americans for Safe Access(http://www.safeaccessnow.org/) という団体へのチャリティー。「この組織は研究者と患者たちが、研究用もしくは医療用としてのメディカルカナビスに安全にアクセスできるように働きかけています」ときた。
ソノマのメインストリートからは全然見えない、ちいさな体育館チックな会場。客はちらほらと寂しく入っているが、どこから見てもまじめにマリワナのことについて研究しているらしい人も、重い病を患っている感じの人もひとりもいないのが、いい。笑 
レイドバックというか、スコーンと抜けているというか、この国のこういう正直なところは大好きです。

垢ぬけないヒッピーの若者と、ちゃんとタイダイのシャツをジーンズの中に入れているような白髪+ひげのおじさま。ボールゲーム見てからきたような普通の田舎のにいちゃん。ちっちゃな子(ヒッピールック)がフロアで走り回っているなど、手作り感満点の会場でした。

でもしっかりやることはやっていて、マーチブースにカナビス関係の書籍がずらりと並んでいたりもするし、みんなだらしなく笑顔だったりもするしで。

色々なバンドがラインナップされていた。
Sycamore String Band(www.s3b.us) 、Dead Horse String Band(www.thedtb.com)、 The David Thom Band(www.thedtb.com) 、 Melody Walker and Jacob Groopman(www.melodywalker.com)、Grandpa Banana’s Band (www.grandpabanana.com) 。
みなルーツミュージック系のアコースティックバンドばかりのようですが、目当てはGrandpa Banana’s Band。

Bananaについては、前にも一度触れましたが、とにかく私はこの人が大好きで。
音に像があるとしたら、この人のは「温かさ」でしょう。
この世の中には色々な音楽があって、それぞれになんとなくイメージのようなものがあると思います。僕の中ではアメリカンルーツミュージックはほんわかと包み込むような温かい感じがあるんですが、このバナナの音楽は本当にそれの核のような音楽だと思います。
で、ひょうひょうとしていて、かっこいいんですねー。


もうひとつ昨夜気が付いたことですが、ギターがものすごく上手い。
とちりが全然ない。お歳は今年で67。が、とにかく迷いがなく、指が動く動く。
ギターという楽器は思ったより、やってみると体力を消耗する楽器なので単純にすごいなーと。タフなんでしょうね、昔ツアーして回ってたし、今でも5月の9日から13日まで、イタリアで毎晩ギグやってたり、とんでもないグランパですな。

今回のショーは最新のアルバムからは Corrina Corrina,、Riding With The Kingをやったかな。
Riding With The Kingで嬉しかったこと。Zeroのコンサートなんかではサビの”Don’t you know I’m riding with the king”と唄うのを”Don’t you know I’m riding with Martin”と唄って、みんなが「イェーイ」ってなるんですが。あ、Martin Fierroね。
今回はずっとKingで唄ってたので、今日はMartinって唄わないのかなと思っていたら、最後の最後にMartinと唄ってました!! ゴッドブレスマーティン!!

とてもいいイベントでした。
こんなベイエリアからちょっと離れた田舎でアウェアネスのため、資金集めのためにやるんだったら、せっかくだったらベイエリアでやればいいのになー。
もうちょっと人が集まると思うけど。。。 

2012年5月19日土曜日

Steve Kimock 特集: Leeway's Homegrown Music Network 5/2/2012

Kimock interview、第二弾。 
時間がなくて、粗末なもんですが…。まぁ雰囲気だけでも。 
第三弾もあるんですがいつになることやら。 

http://www.homegrownmusic.net/news-and-views/featured-artist-steve-kimock 

Steve Kimock 特集: Leeway's Homegrown Music Network 5/2/2012 

5/2/2012/ Posted by Robie 

Steve KimockがBernie Worrell、Wally Ingram、 Reed Mathis、そして Andy Hessとツアーにでる。目撃せよっ! 
キモックは1970年代半ば、フォークロックバンドGoodman Brothersのメンバーとしてミュージシャンとしてのキャリアを踏み出し、間もなくKeithとDonna GodchauxのHeart of Gold Bandに参加。1984年にQuicksilver Messenger ServiceのJohn Cipollinaと、Zeroを立ち上げるまでは、アメリカ国中で名が知れ渡るほどの全国区のギタリストではなかった。1998年、Zeroで一緒だったBobby Vega、そしてRay White、Alan Herts (Garaj Mahal)とともにKVHWを結成。 
KVHW解散後、2000年、グラミー受賞経験のあるRodney Holmes(Santana)とKimockはSteve Kimock Bandを結成。その6年後、Zeroを再結成し、2008年に長年の親友でありバンドメートだったMartin Fierroが亡くなるまでツアーした。 
KimockはGrateful Dead、Bob Weirの Kingfish、Merl Saunders、Phil Lesh & Friends、 The Other Ones、Ratdog、Rhythm Devils、Bruce Hornsby、Mike Gordonなどそうそうたるミュージシャンたちとツアーに明け暮れ、すべてを見てきた。キモック自身も今日においては偉大なギタープレーヤーのひとりで、同じレベルのミュージシャンたちに囲まれて演奏し続けている。 彼は現在Bernie Worrell(Talking Heads)、 Wally Ingram(Timbuk 3)、Reed Mathis(Jacob Fred Jazz Odyssey、Tea Leaf Green、Marco Benevento Trio)、Andy Hess (Gov’t Mule、The Black Crowes)とツアー中である。 

Interview by Maisie Leach 
Photos by Steve Kimock 


HGMN: ここ数日どんな感じ? 

SK: あぁ、まぁいろいろなクレイジーだよ。魚の養殖場で家族と一緒に魚にえさをやったり、んーどこへ行ったかな。ある公園に行って、冒険したんだ。とは言え、まぁ大半の時間を子どもたちと過ごしてる。ぼくには二人のちっちゃいのと、二人のでっかいのがいて。大きいほうは22歳と18歳で、小さいほうは8歳と4歳。気候が良くなってくると、小さいほうと出かけるんだよ。 

HGMN: 息子さんとCrazy Engineで一緒に演ってたでしょ。親としてどんなふうにアプローチしてるの?私の親だったら多分、あれやって、これやってと、とても批判的な感じになっちゃうと思うけど。どうだった? 

SK: 実のところ僕は全然あれやこれやとは言わないな。多分僕はもっと何かと言ったほうがいいのかもしれない。僕はJohnnyの大ファンなんだよ、息子Johnの。彼自身が素晴らしいドラマーでね。演奏することにも、他のプレイヤーのやってることを聴くことにも問題があるかというと、そういうわけでないからさ。だから、「おいおい、もうちょっとしっかりやってくれよ」みたいな感じになる必要がなくてね。彼は素晴らしいし、僕とうまく合うんだ。 
おや、ちっちゃいのが来た。(彼に向って)「おいおい、仕事のことでちょっとの間電話で話さなきゃならないから、お願いだから下に行っててくれる?うん。とっても愛してる、だからちょっと下に行ってて。」 

HGMN: たくさん即興やら、ゲスト出演やら、してるじゃない。バンド編成でいくのと比べて、そういったことからどんないいことを得てる? 

SK: 自身でバンドを持つことによって得られたものは、すべてのことに責任を持たなければならないことと、曲を作り上げていく楽しさかな。自分のバンドを持つことで大きな部分があるとすれば、それはすべてのリスクを自分がかぶらなきゃならないってこと。それがすごいストレスになるんだ。僕はそういうキャラじゃなくてね。 ただみんなで集まってだべって、みんな一緒に気持ち良くなるってのが好きなんだ。僕はリーダーシップやら、役割やらっていう考え方はあまり好きじゃない。何かをしなきゃならないときに、誰かが今から行く方向を指さすくらいでいいんじゃない?「みんな、ビーチはこっちだよ」「おう、よしきた!ありがとよ」みたいな感じでさ(笑)。それ以上深くある必要はないと思う。自身のバンドを持つことは、僕のようなとかく無責任な人間にとっては、すさまじい負担が付いて回るんだよ。 
ゲストとして他のバンドに呼ばれる事のよいところは、だれかほかのやつがまとめてくれるから、ただリラックスして演奏できることだよ。それほど大きなストレスなしにね。 

HGMN: どっかで読んで感じたんだけど、あなたはとてものんびり屋でA型人間ではないよね。 

SK: (笑)そりゃいいね。だって僕がこの音楽業界で知っている連中は、音楽の中でもパフォーマンスの部分がでかくてさ、「おーい、僕を見て!僕を見て!」みたいな輩がいっぱいでね。僕はそういうのが上手じゃなくてね。でも僕が知っているほとんどの人がA型人間でさ。超イケイケのバリバリで、跳ねまわっているような。僕はそんなじゃなくてさ。ここ10年くらいはその傾向に余計に拍車がかかって、おとなしくなってきてると思う。僕の練習は瞑想のような感じだよ、きちがいじみたようにしゃにむにやっているわけじゃないんだ。 

HGMN: 教会で音楽をやっているようだと言われたことがあるよね、宗教体験を演奏しているってのはどんな感じ? 

SK: 多分「宗教」という言葉は正しい表現じゃないと思う。僕が思うに感情と神秘性ってのは明らかにつながりがある。美しいものとか深遠なもの、それから予想だにしなかったようなものなんかと感情とが反応し合っているんだよ。時々そういうたぐいの音楽は視覚的だよね。さて丘を登ってとっても遠くが見えるようになった、そしたら美しいものが見えてきて満たされる!みたいなさ。そんな体験だよ。すげー。こりゃ神秘的だー!みたいなね。 

HGMN: いろいろな人たちと演奏してきたよね。なにか不安になったりする要素はないの? 

SK: あるよ。今日はこの電話を切り次第、シャワーを浴びてNew Yorkまでドライブなんだよ。MeridianでLes Paul Trioと一緒に演るんだ。もしあなたがギタープレイヤーならそれはLes Paulへの敬意もあるし、そりゃオオゴトだって解るでしょ。みんなから愛され、尊敬された超有名ギタリストの名前が冠されている小さなジャズクラブで演奏するんだから。わかるだろ。まだ何を演奏するか決めかねてるんだ。まだ何を演るか全然決めていないんだぜ(笑)。ある意味これが僕の本質なんだよ。ゆったりしてるというか。でもそれでいいと思ってるんだ、なにかにつけ勘ぐってかかるよりはね。ショーをやるスペースを見て、ステージを見る、そこに立って椅子やらなにやらを見たり、そうしてやっと何をするか見えてくるんだよ。で、色々なことを頭っから決めつけてかかるよりも、その方がよっぽどいいやりかただってわかってる。うん。たしかにそんなだからさ、ナーバスにもなるよね。 

BGMN: かなり立派なあなたの経歴はさておいて、どうしてこんなにワールドクラスのミュージシャンたちに尊敬されているんだと思う? 

SK: どうして尊敬されてるかってか?(笑)わかんないよ、そんなの。もしそれほど尊敬されているとしたら、嬉しいよ。もし、リスペクトされていないとしたら、それは理解できるような、できないような。僕が思うに一般的に音楽をこうも長い間やっているとだんだんミュージシャンの間でマナーのようなものがあるということが分かってくるんだ。そこにはもちろんプロフェッショナルとしての作法が常にあってさ。言ってみればそういったものををどこへでも持ちこんで、いろいろな人やスタッフに対してもこれらを使わなきゃならない。常にかなりポジティブな人でなきゃならないのさ。そこにはそれほどの余地というか、あそびのような部分はないよ。大部分においては、もし僕のことを尊敬している、もしくは僕のやっていることが好きなミュージシャンがいたとしたら、それはまず一歩として自分がいちミュージシャンであるために、そうでなきゃならない人たちであるということ。でそこから発展させればいいわけで、つまりストーリー作りをしていくことになるだろうね。 

HGMN: 過去にやりたかったことで、今までやらなかったことってある? 

SK: もっと旅をする必要があると思ってる。もっと多くの時間を音楽を演奏することに費やして、アメリカの外にいる人たちと仕事をしなければと思ってるよ。もし神によって何か一つ音楽的な野心がかなうとしたら、もっともっとヨーロッパ、インド、アフリカ、それか南米のどこかで時間を過ごすことができたらなと思うよ。世界中に素晴らしい音楽があるから、もっとそれらに接してなきゃなと思う。僕のそういったものに対する接し方はとても間接的なんだ。あんなにもたくさん僕が大好きなブラジリアン音楽があるのに、言葉の壁があるんだよな。もうちょっと近くにいなきゃいけない。それとやっぱりどうしたって古典インド音楽とかアフリカン音楽も大好きだよ。 

HGMN: 今年の夏は日本に行くんだよね。 

SK: そう、フジロックにね。これは重大事件だぜ。本当に楽しみにしてるんだ。かなりのシーンだし。でっかいフェスでさ、いいバンドがたくさん出て。世界中からいろいろなミュージシャンが飛んできて、この山のてっぺんの会場に駆け付けるんだ、そんで、演奏して帰っていく。かなり特別なんだよ。 

HGMN: The DeadかZeroかのとってもワイルドだった時期のことについて教えてくれる? 

SK: ワイルドだった時期?いやー(笑)、語れないな。たぶん僕にはワイルドな時期トップ100中の100番目ですらも、語ることはできない。素晴らしい思い出ばかりでさ。全部は思い出せない。もし覚えていたければ、頭のなかがクリアじゃなきゃ無理だったろうね。所詮そんなアタマがすっきりしたやつなんて誰もいなかったよ。そういう昔を振り返って…的なことについて難しいのは、カリフォルニア時代にはあまりにたくさん、後々の基礎となるような人たちとのいい思い出がありすぎてね。で、そういったZero時代にずっと一緒に回ったMartin Fierroのような連中が最近どんどん亡くなっていて、本当にかなしいよ。おれたちは本当に近しい仲だったんだ。僕が21かそこらのときにあって、カリフォルニアで出会ったその日から、毎回ショーで一緒にプレイしたんだ。 うちらはマーティンが予期せず現れた時用のギャラの予算を立てておいたりしたよ、ショーがはねたあと奴が急にギャラくれって言った時に払えるようにね。うちらはいつ彼が現れるかわからなかったし、でも奴はいつもそこにいた。やつがまだいたらなぁと、本当にそう思うよ。 

HGMN: 70年代にペンシルヴァニアからカリフォルニアに引っ越してくるってのはどんな感じだった? 

SK: 僕が育ったのはLehigh Valleyっていうとても素敵だけど、眠たげな小さな街でさ、ほとんど何も起こっていないところだった。で、結局サンフランシスコからゴールデンゲートブリッジを挟んで向かいにあたるところに落ち着いたんだ。あそこはあの時本当にロックしてたよ。信じられなかった。60年代にビッグだったバンド達がすべてそこにいて、買い物してたり、ハンバーガーを買ってたり、ドライブしてたり、どこへいっても、誰かしらに会うんだ。ある時僕はヒッチハイクしてたんだ、ミュージックショップに行ってありったけの金で弦を買った帰りさ。雨の中立ってたら、こともあろうかPhil Leshにピックアップされたんだよ。そんな感じだったんだ、当時は。 

HGMN: Jerry Garciaはあなたのことを知られざるお気に入りギタリストとしてあげてたけど、それについては。 

SK: ゴッドブレスジェリー。クールだね。ある意味、あれは80年代では最高の賛辞だった。でもそのために余計な期待をする人たちが出てきたのも事実で。ある面ではクールだったけど、別の面からみればそれは難しいものだったよ。客がショーに来るだろ、でさ、僕の曲をやってたら、何人かは腹立ててたりするわけよ、「なんでGrateful Deadの曲をやらない」ってさ。「悪いけどよ、これは俺のギグなんだぜ。ここにいる30人は俺を見に来て、俺は彼らの期待にこたえようと頑張ってるんですけど、何か!!。」ってね。そういう側面からみるとすごくむずかしかった。客におもねることなく、だからと言って殴られたりすることなく、リスペクトされるってのは、難しかった。(GDファミリーの)誰も僕には面と向かって何も言ってくることはなかったよ。ナッシュビルに住んでいるやつがある日突然電話してきて、「Mickey Hartが君のことについて何か言ってたよ」って。で、「マジで!!」みたいな。 

HGMN: 今度Bernie Worrell、Wally Ingram、Andy Hessとツアーするよね。昔から強い絆で結ばれてたの?どうしてこの三人を選んだの? 

SK: 僕は過去に彼らがプレーしているのを何度も何度も見てきたよ、彼らの音楽を聴いてきたし、彼らのプレーが大好きさ。彼らはみんな素晴らしいよ。Andyについては10年くらい前までは知らなかったけどね。Steve Kimock Bandとしていくらかのフェスティバルでプレーして、Andyはその時John Scofieldとプレーしていたんだ。彼が演奏しているのを聞いてね、「うわーこりゃクールだ」って思ったんだよ。彼はとてもオールドスクールで、率直なプレイスタイルだよ。かなりなフィンガープレイヤーさ。世の中には8、10、16、 5弦なんかで、グラファイトネックで、めちゃファンシーなベースを飛び跳ねるように演奏するやつらもいるけど、アンディーはそんなじゃなくて超古典的、教科書なベースプレイヤーさ。彼はすごくいい。ベーシストからスタートしたんだ。アンディーはここニューヨークにいたから、簡単だった。Bernieも同じこと。彼の作品は、例えばTalking Heads、 Funkadelic、Pretendersとか多岐にわたっていて、よく聴いてきたよ、でも彼を実際に見る機会はあまりなかったんだ。音楽仲間としてどうして一緒になったかっていうと…。えーと、Wallyはというと、彼はとんでもないDavid Lindleyのファンでさ。Wallyは僕の友達のJerry Josephとも仕事してて。で、みんなで一緒に演奏してみて、「おい、俺たち何か一緒にやらなきゃな」ってね。で、結局みんなで一緒に演ってるってわけ。 

HGMN: ギターを手にしてないときは何をするのが好き? 

SK: (笑)なんじゃそりゃ。バスタブのまわりにキャンドルを並べたりすることとか?いやいや、僕はプレーするのが好きなんだ。面白いよな。かなり長い間プレーし続けてきて、ギターを演奏するについちゃとんでもないオタクで、みんな僕に言うんだ「趣味を持ちなよ」って。で、僕はハワイアンギターを手にしちゃう。でもそんな感じなんだ。どんな時でも気晴らしがほしい時は、他の楽器を手に取ってしまうんだ。かなり退屈になって、スタジオにあるピアノを弾いたりさ、ピアノを弾いたり、ヴィーナを弾いたり。んー確かに時間があるときはどこかへ行きたいな。もし何日間か休暇をとれるとしたら、プエルトリコに行きたい。そこへ行くのにはパスポートすら要らないからね。 

HGMN: 僕は気心がついた時分からサッカーをし続けているんだけど、みんなからいつもボールを身近に置いておくように言われてきたんだ。でも時々それは無理強いのようにも感じられてさ。で、君がギターをいつも手にしているってのをどこかで読んだんだけど、いつもギターを手にしようという気分はどんなもんなの? 

SK: 僕が座っているこの位置からは5つの楽器が見えるよ。んーでもわかんないな。あ、もうひとつ見つけた。じゃ6つだ。僕には楽器を演奏するってのは、なにとも比較しようがない経験なんだ。もし僕が長い間ギターから遠ざけられることがあったら、ぼくは気が変になるだろうね。でも実際の感覚だとか魅力ってのは説明できないものだよ。ただ続けているだけさ。もし僕が16歳のときにこの質問を受けたなら、もっと明確に答えることができただろうね。物事をやり続けることについての、その明確な返答がどんなものであれ、結局は本能的なものなんだと思う。多分僕はBlack Sabbathと絡めて答えたと思うよ。子供の時はSabbathが大好きだったからさ。 

HGMN: ほかにどんなのが好き? 

SK: みんなが聴いてた、普通のロックンロールだよ。Johnny and Edger Winter、Allman Brothers、Cream、Blind Faith、Eric Clapton、MC5とか。毎日TVをつけるとTed Nugentが出てて、大好きだったなー。彼は僕をぶっ飛ばしてくれたよ。で、今も彼はかなりなクレイジーな人だよね。 

HGMN: 新しい曲については、どんなことがエキサイティングなの? 

SK: ここにいて演奏すること。曲の中に入り込んで、曲自体が成長するのをみながら、オーディエンスがその曲にどう反応するかっていうプロセスは結構時間がかかるもんでね。曲自身が正しい方向に向くようにちょっとづつ調節して、それからやっとステージに持って行けるんだ。今まで書いた曲の中でも、僕の中じゃこりゃいいなっていうのもいくらかあったんだけど、いざステージに立ってその曲を演ってみると、パンツを膝まで下げた状態でステージに立っているような、みじめな気持ちにさせられたこともあったよ。 
例えば今Johnnyと一緒にスタジオで取り組んでいる曲があるんだ。それは以前にもやったことがあるような感じの曲だけど、もう一度やって録音してみようってことになって、二人きりでね。今テープに録音されたものを聞くと、もうそりゃ100万ドルに値するような曲なわけ。でも僕が思うにもしこの曲をステージに今持っていくとしたら、例えば踊り狂っているオーディエンスをにも受け入れてもらえるようなレベルにまで持っていくには、かなりのものを付け加えなきゃいけないんだ。今できることは、ただそれを聴くことだけだからね。もしその曲をそこに立ってライブで聴いているなら、曲をうまく機能させるにはもうちょっと何かを付け加えたほうがいいんだ。それは、音楽はそのバンド次第、っていうアイデアに依っていて。あるミュージシャンは音楽を作っているというより、バンドを作っているんだ。だから音楽はある意味、バンドの副産物ともいえるんだ、普通に考えるとそれは逆のように思えるだろうけどね。 

2012年5月10日木曜日

Steve Kimock の世界 ~あの時と今~: Hidden Track 5/2/2012

Hidden Trackを訳しました。 
かなりの意訳もあります。すみません。でもニュアンス的には合ってることを祈って。。。 
エンジョーイ。 


http://www.glidemagazine.com/hiddentrack/ht-interview-the-then-now-world-of-steve-kimock/ 


Steve Kimock の世界 ~あの時と今~: Hidden Track 5/2/2012 
Chad Berndtson 

予定されていた時間より少し電話が遅れてしまったが、Steveは全然クールだった。彼が必要だったのはシリアルを準備するたったの10秒。 
「これは何?ん?Gorilla munchとHoney Nut O’s?これはさ、特別ミックスなんだよね。ここに4歳になる誰かさんがいるからさ。」 
「誰かさん」はキモックの一番下の息子、Ryland Cazaderoで、どうして彼はこんな何の変哲もない木曜日の昼飯時に美味しいシリアルを用意しなければならないか。Rylandはなもできないからだ。 

「彼は完全に愛らしい、ちっちゃな脅威だからね。」とキモックは笑う。キモックの四人の息子、John Morgan 22歳、Miles 18歳、Skyler Joe 8歳、Ryland 4歳、この中で一番若いRylandについてのことだ。 

とても愛され人気のあったツアーバンド、Steve Kimock Bandをリタイアする際、「家族」はキモックの決断に大きく影響した。SKBはいまだにキモックの魔法のようなギターを最大限に反映したユニットだ。しかし56歳になってもキモックはステージから一向に遠のく気配はなく、SKB分裂後もRhythm DevilsやMark Karanの回復待ちのRat Dogに参加したり、彼の古いバンドZeroの再結成、Crazy EngineでMelvin Sealsとはちゃめちゃやったり、数多くの一回ぽっきりの企画もの、ゲスト出演などなど、見る限り果てしない様々なミュージシャン友達とグルになってやってきている。 

しかし今回のスプリングツアーを魅力的にしているのは3年ぶりのフルスケールバンドツアーであるということだ。水曜日(5月9日)にはじまって、ノースイースト、ミッドアトランティック、ミッドウェスト、サウスイースタンにまでおよぶ。ペンシルヴァニアはBethlehem がキックオフ、で、次のブレイクまでに、かの有名なBrooklyn Bowl(5月11日)、シカゴの Bottom Lounge(5月19日)、ナッシュビルのExit/In(5月22日)、ワシントンDCのHoward Theater(6月4日)とまわる。 

Kimockと今回一緒にヴァンに乗るのはKeyboardのBernie Worrell、 DrumsはWally Ingram、 4日間BassにReed Mathis。Mathisは5月12日のポートランドとメインを一緒にまわり、 Andy Hessがそののち添えとして二日後のボストンでバンドと合流。その後のショーはAndyがBassを務める。 

私たちはカメレオンのようなしかしいつもフレンドリーなキモックにどんな具合か、最新の情報を聞き出した。もしあなたが目を細めてじっと凝視すれば、その地平線上に彼の次のプロジェクト、ファミリーアフェアとでも言おうか、が見えてくるかもしれない。 

HT: 2006年まであなたがやってたSKBにさかのぼると、あなたは結局のところ一つのグループに専心しているように見えたけど、それに対して、今は数多くのプロジェクトで誰が一緒かってのも一貫性がないよね。こんな風になると正確に見積もってた? 

SK: うん、ある意味では。状況に応じてって感じかな、思い描いていた事というよりは。あのバンドの後、あまりツアーをする気にならなかったんだ。いっぱい日程をこなしていく金もやる気ももうなくなって、家族とただ家にいて過ごすのがとても楽しかった。でもたった一つのフォーカスがなかったってのも確かにそうで、何も見えてこなかったんだよ、かなりの間ね。音楽的にはそれ以来色々なところにいったと思う。バンド以外の他の事に焦点を絞りたかったんだ。 

HT: それはどういうこと? 

SK: これはかなり内省的な事で、本当に特定のハーモニーやソロのチューニングの種類のことで、パフォーマンスしている時には使えなかったものでね。それは多分後々基礎になるような部分の事じゃないかな、でも最終的には今取り組んでる、とても細かいトーナリティーのことについて現実的にわかるようになって、多分演奏という形か、そうじゃなきゃ作曲という形で外に出てくるんじゃないかなと思う。ロックンロールとエレクトリックフレッティングに真正面から当たっていってるときはどうしても、やれることに制限が出てくるからね。SKBの時は全く一度もフレットレスギターを使わなかったんだよ、スライドもあんまり。 

HT: どうしてこのグループをひきつれて、大規模なツアーをすることにしたの?どうしてこのバンドで? 

SK: いい質問だね。よくあることで、僕と一緒に演奏できる人、演奏したい人を探して、あと当然のことみんなで国中を運転して回ることができるか。これはぼくの友達仲間の一団なんだ。Bernieと一緒に働けるってのはいいな。彼は優しいし。Wallyもいい人だ。彼らは素晴らしいよ。やつらはこんなことを僕としてくれるくらいクールなんだよ。 

HT: じゃ、こんな事するよって言だして、あとはロジスティックの問題?つまり「誰の予定が空いてるか」っていう。 

SK: そうそう。結局計画立てたというよりも、タイミングとめぐり合わせみたいなものでさ。いろいろな出来事が重なり合った感じでなきゃいけない。たくさんの演奏するオファーがあって、たくさんの人が僕がどうなっているか興味がある。で、次にみんなのスケジュールに穴がないか探し始める。こんなこと言うけどね、たった一年前はこんなことすらしたいと思わなかったんだよ。なぜなら僕は家族と一緒に家にいてアコースティックギターをもっぱら弾いているだけで幸せだったんだから。まぁ今でもはっきり言ってそうなんだけどね。でも、いくらか外で演奏したいと思ったんだ。 

HT: どんなマテリアルを選ぶ?このバンドのために。 

SK: まだ現時点ではあんまりこういうのってのはない。とくに曲についてわくわくするのは、一緒に十分長い時間演奏するでしょ、そうするとセットリストの中にこんな曲があったらいいなというような感じで、曲を書き始めるようになる。1週間か2週間ツアーして、なんかジャムった後に「こんな曲が要ったんじゃない」みたいな。そんなかんじで、曲ができはじめるよ。掘り下げる作業だね。 

HT: ツアー中はそんな感じの曲作りをいつもしてるの?即興的に? 

SK: うん、普通の人たちよりはね。ただ一回きりで一緒に演る時とは反対にステディーなグループと一緒だとそれぞれの傾向が解ってくる。何が得意で、何が出てくるとホットになるかがわかるでしょ。それでそれを最大限に生かす方向にエネルギーを傾ける。僕が思うに、素晴らしいものはそれぞれの特質を生かした時に出てくるものだと思う。 

HT: ツアーが始まる前、傾向として、このラインアップはどうな感じになると思う?とくにツアーの始まり、Reed Mathisのラインアップについて。 

HT: んーわかんない。彼が現れた時、彼がどんなスペースにいて何をするかによるよ。彼と一緒に演った時、彼は完全にぶっ飛んだ世界にいた時もあったし、また、完全にまっすぐな感じのプレーをするのも見たことあるしね。 

HT: じゃ、Bernieは?長い間彼とはプレーしてきたでしょ。どうなるか、想像できない? 

SK: まぁね。バーニーについてはよく知ってるよ。彼はカットアップに長けていると思う。彼は素晴らしいユーモアセンスもあるし、とても音楽的にも深いよ。一緒に演奏するのがとても楽しい。彼はReedとは一緒にプレーしたことがないんじゃないかな。うまくいくと思うけど。 

HT: 今まで演奏したことがないプレーヤーで、誰と一緒にプレーしたい? 

SK: (長い沈黙) Bill Frisell と一緒に演奏できるチャンスがあればと思うよ。彼のプレーが好きなんだ。彼は素晴らしいよ。でもね、いろいろ考えてるけど何千万もの一緒に仕事したことのないシンガー達がいるからなぁ。 
結局のところ何かもっといろいろなことがしたいんだと思う。バンドを背負う負担なしに旅してね。アフリカに行って演奏してみたいな。ブラジルかインドもいいだろうね。大きな視点でとらえれば、直接彼らの音楽文化に触れるのは僕にとって大きなプラスになると思うし。僕はこれらの土地の音楽の熱烈なファンなんだ。ブラジル、アフリカ、インドには行ったことはないし。ぜひ行きたいね。 

HT: そういった場所に近々行く計画は? 

SK: いやいや、ないよ、でもいつもそれらは頭の中に浮かんでくるだろうね。インドに僕のファンがいるんだよ。驚きだよな。ニュージャージーか、ボルティモアで演奏している時にインドから僕のファンだって人達が来てさ、彼らはただただ来たんだよ。んで、ニューデリーでプレーしてくれって言うんだ。彼らはマジで僕にインドに来てほしいんだよ。僕も行きたいね。ブラジルはちょっと最初にしちゃ短絡的すぎるかもね。 

HT: このツアーではアコースティックギターは演奏する? 

SK: 会場によるな、だから臨機応変にね。ちょうどいい大きさのハコじゃなきゃいけない、それにじゅうぶん静かでなきゃね。それこそ本当にやってみたいな。ただ、場違いなものであってはダメなんだ。薄暗い場所で土曜の夜に踊り狂うオーディエンスの前にしてだよ、「静かに」なんて言いながらみんなで落ち着きましょう、なんてのはおかしいでしょ。ツアーの途中で、もし協力的な会場があれば、考えてみるかな。多分フレットレスを演奏するか、アコースティックか、ハワイアンギターがいいかな。 

HT: さっきハーモニクスとマイクロトーンのことを言ってたよね。あなたがバンドで演奏するのを10年かそれ以上聞いてきた人にとって、あなたの今の演奏の中にそういった研究の成果から何をきくんだろう。 

SK: ぼくはそういったセンシティブな人達は、もっと音楽的に熟した形で音に接しているんだと思う。で、多分もっと感情と音とが結びついているんじゃないかな。僕にとってはそう感じるだけだよ。僕の研究がどんどん自分の中で進むにつれ、自分が何をしているかということについて自覚的になってきたと思う、それででもっと確実にクリアになってきた。Friesellなんかも、それこそそんな一人だと思う、僕が大好きなインド音楽なんかも。そんな部分が音から聞こえてくるよ。でも優れたシンガーは僕が言っていることはわかるはずだよ。かれらは、ここという場面でそうでなきゃならないピッチで、ぐっとくるイントネーションで歌うんだから。 

ぼくはそれに取り組まなきゃならなかったんだ、いつもフォーカスを絞ってさ。たぶんほかの人たちはそのことにそれほど自覚的じゃなかったり、そうじゃなきゃあんまり正確なアプローチをしていなかったりね。Neil Youngを聞いたことがある、かれの声をきいた? 
かれは確実に彼が意図したことを歌っているよ。オペラにおいても同じ意図を聞き取ることができるよね。それは単に偶然じゃないんだよ。技術的に話すとより細かな解析度でよりよい筋肉の技術で出された音に聞こえるはずだよ。僕は今はとっても小さな調整であるべき場所に音をもっていくことに慣れたよ。これは細かな精製とでもいうようなものさ。 

HT: あなたの音楽への興味や影響はとてもワイドにみえるけど、人を驚かすような影響はある? 

SK: ポルカ。 

HT: 本気で? 

SK: (笑いながら)ほんとだよ。僕はポルカが好きだよ。イタリアンポルカよりドイツのやつ。僕はそれをいっぱい聞きながら育ってきたんだ。それに妻はスイス人でね。そこではいつもTVでLederhosen MTVみたいなタイプのものがやってて、アルプスホーンみたいなのとかで、ポルカをロックしてんだ。すごいよ。僕はポルカは何の問題もないよ。 

HT: 探して見てるの? 

SK: もしTVでポルカがやってたらさ、「全然問題ないよ」みたいな。アコーディオンは楽器自体、大ファンだからね。 

HT: 今月の初めLes Paul Mondayで演ったじゃない、New YorkのIridiumで。Lesとは会ったことある? 

SK: いや一度もLes Paulに会ったことはないよ。でももし会えてたら素晴らしい事だよね。僕はこういう名声がある人と会うのは結構恥ずかしくなるタイプなんだ。ギグそのものは暴動のようなもんさ。何を求められているか全然分からなくって。でもそのギグがお決まりなものとか、さて現場に行って「このLes Paulの曲とこのLes Paulの曲と」みたいに選んで、みたいなやり方もいやだった。そんなやり方は、僕にとってはLesに無礼なように感じたんだ。で、結局はブルーズ、とかファンクのような、まっすぐなジャムになったんだ。ドラマーはいなくてね、ベースだけで、マジで楽しかったな。 

HT: 旅立った伝説のプレーヤーといえば、Levon Helmとは演ったことある? 

SK: いやLevonとは一度もない。でも一緒にやれたとしたら、楽しめただろうな。僕は彼がバンドで関わり合いになった連中と、より多くの時間を過ごしてたと思う。あれは素晴らしいバンドだったな。

HT: ここ数年のバンドに後戻りしたりすることはあると思う?特にCrazy Engine。 

SK: ない。それはない。前にも言ったように、これらのバンドから得たものはあの時に深いレベルで考え抜かれたもので、それは今ここで起こっていることとは違うんだ。今やっていることは、今だからこそできるもので、それこそが僕の興味の対象なんだよ。 

HT: 次に何をするの?このツアーが終わった後。 

SK: んーわかんない。息子Johnと僕は一緒に演奏し続け、家で仕事し続けるだろうね。多分一緒にレコードでも作ってみるかな。でまぁ、バンドも。多分ギターとドラムだけになるだろうけど。彼はコンピュータに詳しいんだ。曲を作ったりね。時々ぼくがギターを重ねたり、ベースをやったりするよ。彼とはデュオの形だとしっくりくるね。かれはチェロプレーヤーのTrevor Exterとデュオのバンドをやってるよ(XVSKのこと)。 

HT: 彼らはこのツアーのいくつかのショーでオープニングアクトを務めるよね。 

SK: そう。僕らと一緒にツアーするんだ。 

HT: Johnとプレーするのについちゃ、何が好きなの? 

SK: 僕が思うに彼はとても音楽的なんだ。とても熱心に聞いて素晴らしく華麗にバランスよく演奏するよ。彼は音楽的にはオールドソウルを持っているね。とても気持ちがいいし、これは僕の子供であることは関係なく、あいつはいいミュージシャンさ。楽しいことだらけだよ。