2011年12月28日水曜日

12/26/2011 David Grisman Bluegrass Experience @ Freight and Salvage



David Grismanは超セクシーだった。 
ギターより一回り以上小さいマンドリンのフレットボードを自在にしかも素早く動き回る手と指、これがたまらなくセクシーだった。 
んー意外なところにセクシーさはあるもんだ。 

Bluegrassというのは、私にとっては50年前のスラッシュメタルと演歌のような認識。つまりは階段を転がり落ちるようなこれみよがしな速弾きの曲(スラッシュメタル)と、こぶしのきいたみんなで歌う的スローなワンパターンバラード(演歌)に分類され、しかも大体その二つに当てはまってしまう。 
どちらかというと前者の方が個人的には好みなのだけれど、いくらギターが好きとはいえSteve Vaiをぶっ続けで10分間以上聞くのは苦痛以外なにものでもないのと同じで、階段から転がり落ちる前にstopボタンを押してしまう。 

それでもDavid Grismanが好きなのはBluegrassというコンテクストの中に、Gypsy Jazzのスケールがちらほら見えるからで、異質Bluegrassだからだ。 
Dawgというらしいが、私はそれがなんなのかよく解らない。 

このショーでいいなーと思ったのはやっぱりインストでジャムる曲。それと例外的にShady Grove。Shady Groveは曲が好きなんです。 
あと、Dawggy Mountain Breakdown, Happy Birthday Bill Monroeって曲も曲のタイトルからくるイメージに反して非常にモダンでいいインスト曲。 
アンコールにやったBill Monroeががんを宣告された後に書いたというMy Last Days on Earthという曲も非常に印象的でした。いいできでした。 

band memberは 
David Grisman- mandolin 
Keith Little- 5-string banjo 
Jim Nunally- guitar 
Chad Manning- fiddle 
Samson Grisman- bass 
David Keith Jimの三人が歌う。SamsonはDavidの息子。 

Mike Marshallと、あと数人がゲストとして数曲に参加。 

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