2009年1月11日日曜日

01/7/09 Tom Verlaine & Jimmy Rip @ Silent Movie Theater





Silent Movie Theaterはそんなにでかくもなく、どちらかというとこじんまりした映画館でした。
入って100人くらいでしょう。 
ちなみに1回目は前売りでsold out。2回目は残り席はあったものの、1回目が終了した時点ですぐsold outになったらしいです。リピーターが少なからずいたということですね。 

小さな舞台の下に、客席にむけて二台のレンタルされたと思しきアンプ(Fender Hot Rod DeVille)と、いくつかのエフェクター、椅子が二つ。 
ギターはTomはリップスティックのStratocaster、JimmyはTelecaster。 

時間になると二人の大柄な人が端から出てきたなと思ったら、それがJimmy RipとTom Verlaineでした。 
映画館の人が二人の紹介と、「皆さんきてくれてありがとう」的なことを言って、ショーは始まりました。 

暗闇の中、二人のチューニングが済むと、Tomが懐中電灯でキューを出し、映画が始まります。 
(一映画毎にチューニング+キュー出しは繰り返されます) 



演奏した映画は、 
8:00~ 
Rhythmus 21を抜かして全部。あともう1本DVD未収録。題名は忘れましたが、「バイクでスピード出すと危ない」という内容の啓蒙映画のようなものでした。 
10:00~ 
全部+上記啓蒙映画。アンコールがRhythmus 21。 

演奏は言うまでもなく完璧でした。2回目のはじめに、やや不安定だなと思ったところもあったにはあったのですが、その後完全に立ち直りました。 
DVDをご覧になった方は大体予想がつくと思いますが、シーンごとのフレーズ(リフ)があり、それだけバッチリ決め、あとは結構キーだけ決めてTomが即興演奏するという感じで進んでいました。 

二人ともずっとクリーントーンなんですが、とにかく美しかったです。 
DVDの演奏と比べると、ややラウドな印象を受けました。 


で、ここからは自慢になりますが、Tomにサインもらっちゃいました。DVDに。 
普段はサインとか一緒に写真とかしない人なんで、単純にうれしかったです。 

2008 NYE 写真 @ BGCA


Sugar Magnoliaと一緒に落ちてくる大量のバルーン。 
これはフロアにいると一瞬興奮しますが、案外邪魔 笑 



NYを知らせるカウントダウンテラピン。 
友達によると一分早かったそう。テラピンタイムですね。 



なかなか壮観な眺めですね。 



これも違う意味で壮観な眺めですね。 






2009年1月1日木曜日

12/31/08 Bob Weir & Rat Dog / Phil Lesh & Friends @ BGCA

すんばらしい晩でした。 
この一言に尽きます。 

私達はちょい遅れて、 
PL&Fから。 
や~完璧。 
前日不安定だったmixも今日はちゃんとBarryのギター聴けました。 
特にBarryのソロがすばらしかった。やっぱり前日は「出すぎた」と思ったんでしょうか、Jackie。 

Phil Lesh, Bob Weir, John Molo Trio 
前日よりやや長めのセット。cowboy tuneがいい味でしたね。Me and my uncle、El pasoのくだりは圧巻。前日に引き続いて、お約束のDark Starもやったんですが、これはサービス。つうかやっぱJerryがいなきゃDark Starにならない。 
ま、言い方を変えれば、この二人の音にJerryが加わったら「今でも」完全にGrateful Deadになるな。と当たり前っちゃそれまでですが、そう思いました。 

Bob Weir & Rat dog 
ん~よかった。 
私はこのランでこのセットが一番好みでした。 
Ratdogの良さは、音と音の間に自由が感じられるんですね。 
ミュージシャンがみな好きなようにのびのび演奏しているのが聞いていて、見ていてわかる。 
プロなんで聞かせる演奏してほしいんですが、彼らそれでも限りなく好きなように楽しんでました。

ベクトルがみんな常に一方向に向いているのがPL&Fだとしたら、Rat Dogは常にバラバラ(笑)。なのでかみ合わないときは全然笑ってしまうほど、あ、こりゃだめだってなります。 
しかし、全メンバーのベクトルがガツンと一方向に向く瞬間があって、そのときの破壊力はPL&Fとは比較にならないですね。本当に「ガツン!!!」なんです。 
今回私は風邪+腰痛で二階バルコニーから大人しく座って見ていましたが、Rat Dogのショーでは何度立ち上がったことやら。 
昨日のショーでは 
Playin' In The Band 
個人的にこれがずっと聞きたかった。 
The Other One 
最初のベースリフ、寒気が走りました。 
「結構音大きかった」、なんてもんじゃない。 
マジで。音量でかすぎて、PAからの音がガリガリいってたんです。 
意図的にやったものではなく、アクシデントでしょう。それにしても本当にナイスタイミングで馬鹿でかい音が響き、むっちゃ興奮しました。 

天井から吊り下げられたテラピンの腹にTVモニターがあって、そこで10、9、8、ってな具合でカウントダウン。で、0で 
Ratdog With Phil And Friends (aka. The Midnight Band) 
Sugar magnoliaが一発目でしたね。大量の色とりどりのバルーンが落下。Closing of Winterlandさながらの光景がそこにはありました。 

このバンドはボーナスでしょう。肩の力を抜いて見ることができました。Good Lovin'がよかったです。 

2008年12月31日水曜日

12/30/08 Bob Weir & Rat Dog / Phil Lesh & Friends @ BGCA

一日目。 

Opening act: Jackie Greene 
1st act: Bob Weir and Rat Dog 
Intermission: Bob Weir, Phil Lesh, Jay Lane Trio 
2nd act: Phil Lesh and Friends 

いや~濃厚な夜でした。 
結構人つまってましたよ。 
二階席も空席がないくらいでびっくりしました。 



いろいろな意味でRat DogとPL&Fの違いが際立ったショーでした。 



Rat dogのセット「NYEだったとしても妥協なし」。十数曲演奏した中で私が知っている曲はほんの2~3曲。いやはや不勉強っすね。 
しっかしDear Prudence、Jack Strawの盛り上がりはさっすがだな~。 
強弱のあるとてもいいショーでした。 

休憩のジャム(これはうれしいサプライズでした!!!)をはさんで、PL&Fはヒット曲オンパレード。知らない曲はなし。 

PL&FのguitarはJackieとBarry Sless。出てきたときLarryじゃなくてBarryだったので、「お!!」っと期待したのですが、bandがBarryを生かしきれていない感じだったので、ちょっとがっかり。 



これからは私個人の好み、趣味の話です。 
「Grateful Deadの魅力は?」と聞かれたら皆さんはどう答えるでしょう。 
数ある魅力のなかでも、私は「完全なオトコオトコしたバンドにもかかわらず、どことなくFeminine(女性的)な部分」、がとても魅力的に感じます。 
大きな「オトコ」所帯バンドにもかかわらず、オトコバンドが持ちがちな「汗」や「涙」のような匂いがしない(笑)。「ゴリ押しのソロ」もない。 
見てくれはみんなオトコなのですが、どことなく柔和でスマートなやり方を好んでいる。それが不思議なチャームポイント。「予定調和でない」。Grateful Deadからはそんな感じがするのは私だけでしょうか。 
で、そのfeminineさの核をなしていたのがJerry Garciaという人。 

ま、ともあれその人が亡くなって。 

でその後、それぞれメンバーごとにバンドができた。Grateful Deadとは別物のバンドとして捕らえなければならないけれども、やっぱりファンはDeadの面影を求めてしまう。 
私個人としては「不思議なfeminineバンド」が欲しい(笑)。 

しかし昨夜やっとはっきり気がつきました。 
そんなの、もうないんです。 

さっきsetlistのところでも触れましたが、 
昨夜のBob Weirのセットは言ってみれば「後追いの若いの」にはとてもわからないものでした。それが逆に新鮮で嬉しかった。 
PL&Fのセットはとてもmasculine(男性的)なセットで、汗飛び散りまくりのステージ。Philは相変わらずいいんですが、Jackieの空間を塗りつぶすようなソロには、私ちょっとついていけませんでした。 
押しに押すんで最後には疲れてしまいました。 
みんな体力あるんで「Jackieはいいね~」って言うんですが、弱っちく女々しい自分としては、Barryのマジカルなguitarとバンドのからみが聞けたら文句なかったんですが。 

以上。 

さぁて、今日はもっとクレイジーな夜になるでしょう。 

乗り切れるといいけど。。。

2008年12月29日月曜日

Jazzhaus Heidelberg 5/27/2008 Hajo Lorenz/Steve Kimock/Billy Goodman - Scarlet Begonias

今年のミニヨーロッパツアーの様子ですね。 
うむ、これは確かにメローな感じです。 
必ずしもmellow=全編素晴らしいというわけではないのですが、やっぱソロになると本領発揮ですね。 




2008年12月28日日曜日

音源情報 : Martin Fierro Quartet 12/29/1996

うむむ。よさそう。。。

http://bt.etree.org/details.php?id=521259

Martin Fierro Quartert +
Sun 1996-12-29
Fourth St. Tavern
San Rafael, CA

Eric Wiley keys
Ray Scott guitar
Alex Baum bass
Matt Eakle flute
Bill Vitt drums
Martin Fierro tenor saxophone, vocals

add Pete Zangaras guitar, vocals

cd1
tuning up
Footprints
Favela
Thrill Is Gone
Bright Lights Big City
Sugar

cd2
Mr. Magic
Tell Me All About It
--
Taste of Honey
Caught the Katey > I'm Tired

cd3
Chain Reaction
Corcovado aka Quiet Nights
El Mar 

音源情報: Zero 11/12/93

Merry Chrismas!! 
というわけで、official taperのChrlieから回ってきました。 
Martinがsax吹きまくりの音源らしいです。 
いいショーらしいですよ~。 

http://www.archive.org/details/zero1993-11-12.nak700.wagner.miller.96489.flac16