一日目。
Opening act: Jackie Greene
1st act: Bob Weir and Rat Dog
Intermission: Bob Weir, Phil Lesh, Jay Lane Trio
2nd act: Phil Lesh and Friends
いや~濃厚な夜でした。
結構人つまってましたよ。
二階席も空席がないくらいでびっくりしました。
いろいろな意味でRat DogとPL&Fの違いが際立ったショーでした。
Rat dogのセット「NYEだったとしても妥協なし」。十数曲演奏した中で私が知っている曲はほんの2~3曲。いやはや不勉強っすね。
しっかしDear Prudence、Jack Strawの盛り上がりはさっすがだな~。
強弱のあるとてもいいショーでした。
休憩のジャム(これはうれしいサプライズでした!!!)をはさんで、PL&Fはヒット曲オンパレード。知らない曲はなし。
PL&FのguitarはJackieとBarry Sless。出てきたときLarryじゃなくてBarryだったので、「お!!」っと期待したのですが、bandがBarryを生かしきれていない感じだったので、ちょっとがっかり。
これからは私個人の好み、趣味の話です。
「Grateful Deadの魅力は?」と聞かれたら皆さんはどう答えるでしょう。
数ある魅力のなかでも、私は「完全なオトコオトコしたバンドにもかかわらず、どことなくFeminine(女性的)な部分」、がとても魅力的に感じます。
大きな「オトコ」所帯バンドにもかかわらず、オトコバンドが持ちがちな「汗」や「涙」のような匂いがしない(笑)。「ゴリ押しのソロ」もない。
見てくれはみんなオトコなのですが、どことなく柔和でスマートなやり方を好んでいる。それが不思議なチャームポイント。「予定調和でない」。Grateful Deadからはそんな感じがするのは私だけでしょうか。
で、そのfeminineさの核をなしていたのがJerry Garciaという人。
ま、ともあれその人が亡くなって。
でその後、それぞれメンバーごとにバンドができた。Grateful Deadとは別物のバンドとして捕らえなければならないけれども、やっぱりファンはDeadの面影を求めてしまう。
私個人としては「不思議なfeminineバンド」が欲しい(笑)。
しかし昨夜やっとはっきり気がつきました。
そんなの、もうないんです。
さっきsetlistのところでも触れましたが、
昨夜のBob Weirのセットは言ってみれば「後追いの若いの」にはとてもわからないものでした。それが逆に新鮮で嬉しかった。
PL&Fのセットはとてもmasculine(男性的)なセットで、汗飛び散りまくりのステージ。Philは相変わらずいいんですが、Jackieの空間を塗りつぶすようなソロには、私ちょっとついていけませんでした。
押しに押すんで最後には疲れてしまいました。
みんな体力あるんで「Jackieはいいね~」って言うんですが、弱っちく女々しい自分としては、Barryのマジカルなguitarとバンドのからみが聞けたら文句なかったんですが。
以上。
さぁて、今日はもっとクレイジーな夜になるでしょう。
乗り切れるといいけど。。。
0 件のコメント:
コメントを投稿