2008年12月31日水曜日

12/30/08 Bob Weir & Rat Dog / Phil Lesh & Friends @ BGCA

一日目。 

Opening act: Jackie Greene 
1st act: Bob Weir and Rat Dog 
Intermission: Bob Weir, Phil Lesh, Jay Lane Trio 
2nd act: Phil Lesh and Friends 

いや~濃厚な夜でした。 
結構人つまってましたよ。 
二階席も空席がないくらいでびっくりしました。 



いろいろな意味でRat DogとPL&Fの違いが際立ったショーでした。 



Rat dogのセット「NYEだったとしても妥協なし」。十数曲演奏した中で私が知っている曲はほんの2~3曲。いやはや不勉強っすね。 
しっかしDear Prudence、Jack Strawの盛り上がりはさっすがだな~。 
強弱のあるとてもいいショーでした。 

休憩のジャム(これはうれしいサプライズでした!!!)をはさんで、PL&Fはヒット曲オンパレード。知らない曲はなし。 

PL&FのguitarはJackieとBarry Sless。出てきたときLarryじゃなくてBarryだったので、「お!!」っと期待したのですが、bandがBarryを生かしきれていない感じだったので、ちょっとがっかり。 



これからは私個人の好み、趣味の話です。 
「Grateful Deadの魅力は?」と聞かれたら皆さんはどう答えるでしょう。 
数ある魅力のなかでも、私は「完全なオトコオトコしたバンドにもかかわらず、どことなくFeminine(女性的)な部分」、がとても魅力的に感じます。 
大きな「オトコ」所帯バンドにもかかわらず、オトコバンドが持ちがちな「汗」や「涙」のような匂いがしない(笑)。「ゴリ押しのソロ」もない。 
見てくれはみんなオトコなのですが、どことなく柔和でスマートなやり方を好んでいる。それが不思議なチャームポイント。「予定調和でない」。Grateful Deadからはそんな感じがするのは私だけでしょうか。 
で、そのfeminineさの核をなしていたのがJerry Garciaという人。 

ま、ともあれその人が亡くなって。 

でその後、それぞれメンバーごとにバンドができた。Grateful Deadとは別物のバンドとして捕らえなければならないけれども、やっぱりファンはDeadの面影を求めてしまう。 
私個人としては「不思議なfeminineバンド」が欲しい(笑)。 

しかし昨夜やっとはっきり気がつきました。 
そんなの、もうないんです。 

さっきsetlistのところでも触れましたが、 
昨夜のBob Weirのセットは言ってみれば「後追いの若いの」にはとてもわからないものでした。それが逆に新鮮で嬉しかった。 
PL&Fのセットはとてもmasculine(男性的)なセットで、汗飛び散りまくりのステージ。Philは相変わらずいいんですが、Jackieの空間を塗りつぶすようなソロには、私ちょっとついていけませんでした。 
押しに押すんで最後には疲れてしまいました。 
みんな体力あるんで「Jackieはいいね~」って言うんですが、弱っちく女々しい自分としては、Barryのマジカルなguitarとバンドのからみが聞けたら文句なかったんですが。 

以上。 

さぁて、今日はもっとクレイジーな夜になるでしょう。 

乗り切れるといいけど。。。

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