2008年5月4日日曜日

04/27/2008 Kimock, Vega, Molo, Seals, Green @ Owsley's Golden Road, Denver, CO



三日目。 

Kimockのアンプが4つから3つに減り、バンドとして一番バランスが取れていました。 

この3日間のハイライトを1つ挙げろと言われたら、間違いなくこの日。 
そして、その2ndsetの二曲目、Rigor Mortis。 
聞いたことない曲ですが、バランスが完璧だと思ったのはこの曲のみでした。 
Bobbyのベースからはじまるファンキーな曲ですね。 
私はこの曲で昇天しました、完璧に。 



バランスバランス言っていますが、普段はそんな気にしないんです。 
特にKimock and Friendsの時は、Kimockが大音量であって欲しいし、Kimock色にして欲しいんです。 

でも今回はオールスターバンド。 
バンドメンバー全員がその道の達人なのです。 
特に私はBobby Vegaの大ファンなので、Kimockの音が大きすぎてBobbyの音が聞こえないと、とてもフラストレーションがたまりました。 

ところで、 
Kimockのアンプが1つ減ったからでしょうか、アーニーのギターがよく聞けました。 
彼の決して邪魔をしない、粗相をしないプレイはとても好感が持てました。 
自分がどこで何をやっているのかわかっているミュージシャンという感じですね。 


どうであれ、バンドは火がついたような勢いでした。 

BeatlesのSlow Downは笑いましたね。 
Kimockがボーカルを取って、ソロも一切なし。 
とてもフレッシュに感じました。 

MetersのCissy Strut。 
彼らのMetersカバーはいつも逸品です、特に元Sly and the Family StoneのBobbyが絡むと。 
Five B4 Funkもそうです。ぶっ飛ばされます。 

2ndsetもこの日は完璧。 
Stella Blue。 
どれだけの人が待っていたでしょうね、彼らのGDのカバー。 
特にStella Blueのような、定番のカバーはどんなアレンジになるかなといつもわくわくします。 

去年の今頃だったでしょうか。 
FairfoxのIron springs pubでDavid Nelson TrioのStella BlueをBarry Slessのペダルスティールで聞いた、それもあまりに鮮烈でした。 

この日のSteveのアレンジも素敵でした。 
ひざの上にギターをのせ、ボトルネックを使いつつ、ヴァイオリン奏法。 
Jerryのまいた種が、そこここで育ち大きな花が咲いている。そんな感じです。 

で、このランではじめてのアンコール。 
Sleepwalk >Mercury Blues。 
これもMercury Bluesの音量がやたらでかくて、ちょっといやになりましたが、まぁ最後の日の最後の曲だし、まぁいいでしょう。 


Severe Tire Damage 
Slow Down (Steve vocal) 
Kissing The Boo Boo 
Cissy Strut 
(Al Green song?) 
Golden Road 

Steel Guitar Rag 
Rigor Mortis 
Point of No Return (no vocals) 
(Arnie blues song) 
Footprints 
Stella Blue 
Higher and Higher 

Encore: 
Sleepwalk > 
Mercury Blues

0 件のコメント:

コメントを投稿