昨日Telstar!のチケットを回してくれたデッドヘッドのロビン。
彼はチェリストであるという事は知っていた。
彼とショーの後話していたら、自分が演奏しているシンフォニーが明日サンタローザでリサイタルがあるという。
ゲストリストにのせとこかというので、シンフォニー好きな自分は有無を言わさずよろしくお願いした。
シンフォニー好きとはいってもチャンスがあれば行くくらいで、むしろお金があればキモックその他の方に使ってしまうので、色々な音楽を聴くチャンスとしてはとてもありがたい。
1時間かけてたどり着いた会場はとてもかっこ良かった。
大学内にある会場なだけにかなりアーティスティックな感じ。
木の温もりがあって、光の取り方もちゃんと意図されたものと感じられた。
Russian Passion and Power
conductor; Bruno Ferrandis
ムソルグスキー 歌劇『ホヴァンシチーナ』
ラフマニノフ 『ピアノ協奏曲第二番』 solo; Olga Kern
ショスタコーヴィッチ 『交響曲第十番』
遅刻したのでムソルグスキーは聴けず。
でもラフマニノフとショスタコーヴィッチはがっつり楽しみました。
それぞれの楽器の音の重なり、そしてバランスがとても耳に優しい。
しかも何人舞台の上に居たか。ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、コントラバス、オーボエ、クラリネット、バスーン、ホーン、トランペット、トロンボーン、チューバ、ティンパニ、パーカッション、ピアノ。
それぞれのプレイヤーの動きは見ているだけで全然退屈しない。
腕利きのプレーヤーが一堂に集まって、ものすごい難解な何十年何百年も前に紙の上に残された曲を一緒に演奏する。
ロマンチックー!! と思う。
ベートーヴェンの運命「ダダダダーーーン」の様なキャッチーな曲ではなかったためか、すごい事に正直何一つとしてメロディーが頭の中に残っていない。笑
でも気持ちがよくて仕方ないという、感覚はくっきりと残っている。
素晴らしい会場で、素晴らしいものを聴かせてもらった。
ロビンには大感謝。
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