四角四面なジャズはほとんど聞きませんが、このカルテットは別口。
Terry Haggertyが目当て。今回は結構空きがあって、容易にステージの前に座れた。
なんて言う名前の技法か忘れましたが、上下上下と交互に弦を弾くオルタナティブピッキングではなく、上から下へ次から次へと別の弦を弾いていく、あ、思い出したスウィープピッキング…だったはず。あれが、異常に上手い。速弾きの秘密はこれ。
右手は上から下へゆっくり動いているだけだけど、一回のストロークで最高12の音が出ているわけです。
ギグの後またまたHaggerty夫妻とおしゃべり。奥さんのKatieもこのグループで歌ってて。いつも結構ゆっくりめのWichta linemanが、今回結構ぎくしゃくしてしまって「お、どうするかな」と思っていたところ、さすがプロ。キャリアでしょうね。上手いことミス(ぎくしゃく)をカヴァー。
Katieが「あれは、多分もうちょっとスローにいくべきだったわ」というので、「いや、あれはあれでよかったよ。いつもの感じと違ってとてもよかった。ちょっとやばいなと思ったけど、でもそれはそれでスリルがあってよかったよ」って。言ったんですが、考えてみると結構ヤな客ですな。苦笑
今後のスケジュールやら、カヴァーレッツが最高によかったことだとかお話しして。
で、Terryはいつも通り、地上を5センチくらい浮いている感じで。本当にいい人で。いーっつも笑顔なんですね。
「結構最近生活が苦しくってね」なんて所帯じみた相談をしても、「あーそうなんだまぁ僕も無一文みたいなもんでさ、ストラグルの連続だよ。ガハハハハ(←超大文字で)」ってな感じで。こういう話せるギグが一番いいですね。
本当にポジティブなエナジーをいただきました。ありがとうございました。
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