2014年8月14日木曜日

08/14/2014 Michael Franti and spearhead @ Infiniti Loop, Cupertino, CA

アップルで働きはじめて2ヶ月になる。
4月仕事がなくてにっちもさっちもいかず困っているところにエージェンシーから電話がかかってきた。
「コントラクターとし働くか。今すぐでも働ける?」
からっけつでどうしてもお金が要るので飛びついた。どこで働くの?と聞くとクパティーノという。
サウスベイだ。住んでいるイーストベイからとばしても1時間はかかる。
無理。と断ろうとしたら、シャトルバスがバークレーからでてるけどそれでもダメ?と食い下がられる。
え、シャトルバスでクパティーノってApple?と聞くと「Yes」という。
あーそうなんだ。
シリコンバレーのハイテク企業はシャトルバスでサンフランシスコ、バークレーから通勤送迎している会社が多いと聞いていた。

で、なんかよくわからないうちにAppleで働きはじめた。
全く儲かるような仕事ではないのだけれど、経験としてAppleを見ておきたかった。
働きはじめてかれこれ2ヶ月経つが、現時点でこの会社の印象を言わせてもらえれば。
いい加減。
大学のような雰囲気。仕事が遊びのようだ。(飽くまでコントラクターの立場からの物言いだけど)
仕事ではとてつもなく個人主義秘密主義であるが、仕事を出るとうってかわってバディーズ(親友)みたいになる。
何か人と人との関係に特殊なルールのようなのがあるようでちょっと馴染みにくく感じる。
今まで働いてきたどの会社とも違う雰囲気なので戸惑っている。
でもいいところもいっぱいあって、カフェテリアのサンドイッチが安い上に美味い。特に大豆オイルを使ったマヨネーズが最高。
シャトルバスがあるので、ガス代が浮く。
気が向かん時には仕事しなくても、オーケー、みたい。少なくともそれに対して誰も文句を言わない。(やる気がある時に最大限やるというアティテュード)
人間関係に全然気を使わなくていい。
それに色々なタダのイベントがある。

今週の金曜日にBeer Bashがあるという告知が突然あった。
先週の金曜日もあったのにまたかい!
もちろんタダです。
おーと思っていたところに畳み掛けるように!金曜日になって同僚が「なんかライブもあるらしいで」という。
どーせしょーもないのがくるんだろと思って、「だれ?」と聞くと
「マイケルフランティ?」
「えーーーーーーーーー!!!!!!!絶対行く」
一事が万事こんな調子なのだ、Appleに勤めはじめてから。

という訳で、Apple campusの核infiniti loopにいくと、かなりもう盛り上がっていた。
当のマイケル曰く
「いやー先週の日曜日ティムから電話がかかってきて、ショーをやってくれないかッつうことだったんだけど、最初はうーんッて感じだったんだけど、diversityのcelebrationだってことってきいたから、駆けつけた」
いやーなるほど。
突然のギグだった訳です。
アイスバケットチャレンジ。まずマイケルが氷水を浴びた後、彼がティムクックを指名。
ティムも氷水を浴びることに。


社長の罰ゲームを見て大盛り上がりの酔っぱらったナード達。
バラエティ番組かい!

。。。にしてもだ、あんなに安全なショーは見たことないぞ。
従業員がみんな若いせいか、それともMichael Frantiを知らないせいか、ノリがとてもかわいい。
去年の年末のsweetwaterのキモックのショーの殺気じみたようなブリブリな狂気感ゼロ。
若い子達が程よくビール飲んで酔っぱらって、手を挙げてぴょんぴょんはねたり、きゃぴきゃぴ踊ったりしていた。
マイケルも彼らを完全に手玉にとって遊んでる感じで、オーディエンスの中に入ってきたり、彼らをステージに上げたり。
逆にこのとても素人じみたピチピチオーディエンス相手にあそこまで盛り上げることの出来るマイケルさんのプロフェッショナルさに感銘。
2時間1セットのあつーいショーは大盛り上がりのうちに幕を閉じた。

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